4月16日、ヤビツ峠から表尾根に向かう。前日からの雨が長引き、湿度が高く冷たい風が吹いていたが、期待通りに桜の花は道のいたるところに咲いていた。ときどきガスが晴れると、軽塵が抑えられてしっとりとした山肌を眺めることができた。塔ノ岳に着いたころは一瞬青空がひろがって、丹沢山から蛭が岳の稜線、そしてユーシンの河原を眺めることができた。それから、またガスっぽい大倉尾根を下ったのだった。